競技紹介

馬術とは?

馬術が他のどのスポーツとも異なる点は、生き物と共に競うというところでしょう。そこには、時に喜びを共有し、また苦しみをも分かち合う心の交流があります。人の数倍にもなる体格とパワーを持ちつつも、臆病である馬たちを自分の意のままに動かすことは、困難ではありますが、それがまたこの競技の一番の醍醐味でもあります。
馬術の歴史は古く、古代オリンピックの競技でもありました。近代オリンピックでは、唯一男女の区別なく競技が行われており、多くの女性が活躍しています。近年では身体や心にハンディキャップを持つ人たちのリハビリやアニマルセラピーにも用いられ、医療効果も期待されています。
「馬に乗るなんて危ない」と思っていませんか?馬術では馬にムリヤリ運動をさせるのではなく、馬との約束事を守って、馬に納得して運動を「やってもらう」スポーツです。私たちが馬への接し方を間違えさえしなければ、安全で健康的なスポーツだといえます。

馬術の代表的な競技種目としては、馬場馬術、障害馬術、総合馬術の3種類があります。

馬場馬術

言うなれば「馬上のフィギュアスケート」。予め定められた運動を、いかに正確かつ優美に行えるかを競う競技です。成績は審査員の採点によって決められます。

障害馬術

様々な形・高さの障害が10個~15個程度設置された経路を、障害を落としたり、馬が障害の前で止まったりせず、どれだけ速くゴール地点に戻ってこられるかを競う競技です。学生の試合では障害の高さは最大130cmにもなります。

総合馬術

馬場馬術・障害馬術に野外走行を加えた3種目を同一人馬で行う、トライアスロンのような過酷な競技です。野外走行では、固定障害が設置された野外の 不整地を全力で駆け抜けます。